病気と症状
Disease Symptom
病気と症状
Disease Symptom
アレルゲン免疫療法
(減感作療法)
アレルゲン免疫療法とは、アレルギー疾患の病因アレルゲンを体内に投与していくことにより、アレルゲン暴露により引き起こされる関連症状を緩和する治療法で、アレルギー疾患の自然経過を改善させることが可能な治療法と考えられています。
※他院の採血結果がある場合は持参お願いします。
皮下免疫療法 | 舌下免疫療法 | |
当院で 治療可能な アレルゲン |
・スギなどの花粉 ・ハウスダスト(家のホコリ) ・ダニ |
・スギ花粉 ・ダニ抗原 |
治療方法 | 当院通院時に医師の監督下でアレルゲン投与。 皮下注射によりアレルゲン投与を行うため痛みを伴います。 |
初回投与のみ当院で行い、その後は自宅での投与。 舌下に滴下し、2分間保持したあと、飲み込みますが、アレルゲン投与により痛みを伴いません。 |
治療期間 | 維持量に達するのに通常は2か月半~5か月かかります。 皮下免疫療法を開始量から維持量に達成するまでの期間を短くするため、入院で行う急速アレルゲン免疫療法もあります。 |
スギ花粉舌下免疫療法では2週間で維持量に達します。 ダニ抗原は3日で維持量に達するもの(アシテア®)と1週間で維持量に達するもの(ミティキュア®)があり、アシテア®は平成28年6月から、ミティキュア®は平成28年12月から長期処方が可能です。 |
副作用 | まれではあるが、全身的アナフィラキシー反応を起こす危険性があります。 高血圧のためβ遮断薬を使用している患者、重症喘息は適応としない。 また喘息合併症例では発作期には行わず、花粉症では原因花粉発散期からは開始しない。 妊娠への影響はないが、妊娠中に新たには開始しない。 |
舌下免疫療法では局所の副作用 (口の中の副作用:口内炎、舌の下の腫れ、口の中の腫れ、のどのかゆみなど)が多いといわれています。 |
治療効果 | 約7割の方に効果があります。 | 皮下免疫療法よりやや劣ります。 ※舌下免疫療法の効果は、ほぼ 無症状となる例は約20%、自覚症状が改善し抗アレルギー薬などの薬を減量ないし中止できる患者さんは全体の60~70%ぐらいと言われています。皮下免疫療法より効果は若干弱いといわれています。 |
治療の流れ | 1週間に2回の注射から初めて、週1回、2週に1回、1月に1回と注射間隔を開けていきます。 効果発現には数ヶ月かかり、少なくとも3年間以上の定期的注射が必要です。 その後中止しても効果は数年以上持続する方が多いです。 |
初回は当院で薬を投与して20分程度反応を見て、問題なけば帰宅していただきます。 自宅での服用については、下記の自宅での服用スケジュールをご覧ください。 |
初回は当院で薬を投与して20分程度反応を見て、問題なけば帰宅していただきます。
初回投与2週目以降は1日1錠舌下投与を毎日行い、1か月に1回の診察を受け、3~5年続ける治療になります。
初回は当院で薬を投与して20分程度反応を見て、問題なけば帰宅していただきます。
初回投与2週間以降は1日1錠舌下投与を毎日行い、1か月に1回の診察を受け、3~5年続ける治療になります。
初回は当院で薬を投与して20分程度反応を見て、問題なけば帰宅していただきます。
初回投与2週間以降は1日1錠舌下投与を毎日行い、1か月に1回の診察を受け、3~5年続ける治療になります。