中耳炎になる原因の約90%は「鼻」からです。鼻水をすすったり飲んでしまうと鼻水が鼻の奥にある耳管を伝わって中耳に入ります。
鼻水が汚い状態で鼻をすすってしまうと中耳に雑菌が入り炎症を起こし耳が痛くなったりします。そのため、鼻をすすらずにうまくかめるようにする必要があります。
鼻のかみ方は片方の鼻を押さえて一方ずつかむことです。お薬で鼻水がコントロールされても咳がある場合は、鼻の奥で鼻水がのどにくだっている可能性がありますので、引き続き受診が必要です。
夜に中耳炎になった場合 対処療法として解熱鎮痛剤の内服薬もしくは坐薬を使用して痛みを抑えます。
お薬がない場合は耳の周囲を冷やすことで痛みは少しは和らぐはずです。急性中耳炎の場合、滲出性中耳炎に移行し軽い難聴を起こすことがあります。
またひどい中耳炎で膿が鼓膜を破ってしまう事で痛みを感じなくなる場合があります。痛みが治まった場合でも翌日耳鼻科を受診することをおすすめします。