Question
後鼻漏を診断するにはどのようにすればよろしいでしょうか?

Answer. 後鼻漏の確認、原因となる病気の確認、どの部位が原因で、どの部位に症状と感じられるかを調べる

後鼻漏を診断するには、後鼻漏の確認、原因となる病気の確認、どの部位が原因で、どの部位に症状と感じられるかを調べる必要があります。

口を開けてのどの壁に粘液状の物質が張り付いていることが確認できれば一番簡便ですが、鼻の中から内視鏡を用いて実際に後鼻漏が流れているかを確認し、どの部位に症状があるかを調べます。また単純レントゲン検査やCTで副鼻腔に炎症があるかないかを調べます。一方で鼻水の状態によって、ある程度の病気の鑑別は可能ですが、病気を確定するのに鼻水の細胞検査が有用です。白血球の中の好中球が鼻水の中に多くあれば副鼻腔炎、白血球の中の好酸球が多くあればアレルギー性鼻炎が考えられます。